2016年07月20日
こんにちは。
今日は兵庫県神戸市の双極性障害の方がご相談にお見えになりました。
この兵庫県神戸市の方はご自身で途中まで病歴・就労状況等申立書を書いておられました。
その中に「お金に困っている」ということが多く書かれていました。
入院しているときに患者仲間が「お金に困っていると書いたら障害年金に通った」と言っていたそうです。
そのため、「お金に困っている」と書かれていました。
しかし「お金に困っている」と書いても、それによって障害年金の審査に有利になることはありません。
障害年金は、障害の状態が障害等級に該当しているか否かを審査されるものであり、
経済状態は審査の対象とはなりません。
そのため、お金に余裕があっても障害の状態が障害等級に該当していれば、
支給を受けることができますし、
どれだけお金に困っていても障害の状態が障害等級に該当していなければ、
不支給となります。
患者仲間が障害年金の認定を得られたのは、
障害の状態が障害等級に該当していたためです。
「お金に困っている」と書いたからではありません。