2016年04月28日
こんにちは。
今日は兵庫県神戸市のパーキンソン病の方から相談をいただきました。
初診日の特定に苦戦しているとのことでした。
パーキンソン病のような病気ですと特に初診日の特定が難しくなります。
というのは、
パーキンソン病の初期症状で受診した際にすぐにパーキンソン病だと病名が特定されることは稀です。
最初整形外科に行き、病名がわからず、
あちこちの病院を回ってようやくパーキンソン病であったと判明することの方が多いのではないでしょうか。
そうすると、体に異変を感じたころの受診状況等証明書を取得しても、
パーキンソン病に繋がるような診断をしていないケースが多いんですよね。
過去には「運動不足」と診断されていた事例もありました。
ご本人の感覚としてはパーキンソン病で初めて受診したのは、
明らかに「運動不足」と診断された病院だったのですが、
審査においては診断名「運動不足」とパーキンソン病の結びつきは否定され、
「運動不足」と診断した病院では初診日として認められませんでした。
このように、難しい病気であればあるほど、
初診日の特定も難しくなるということが現実にあります。