併合認定ではなく総合認定。

2017年08月18日

こんにちは。

 

今日は兵庫県神戸市の方からお電話でご相談をいただきました。

 

この兵庫県神戸市の方は、

現在、全身性エリテマトーデスで障害基礎年金2級を受給されているとのことでした。

全身性エリテマトーデス以外にもネフローゼ症候群も患っており、

こちらについても悪化しているため、ネフローゼ症候群についても申請すれば、

あわせて1級にならないかとのご相談でした。

 

それぞれの部位や種類が違う障害が2つ以上ある場合、

併合(加重)認定表にあてはめて、併合後の等級を決めます。

これを併合認定といいます。

 

しかし、すべての場合に併合認定が行われるわけではありません。

2つ以上の内科的疾患がある場合、併合(加重)認定表は使わず、

総合的に認定されます。

これを総合認定といいます。

 

この総合認定は、どのような場合に上位等級に該当するのかが具体的に示されていません。

つまり、「申請してみなければわからない」ということになります。

総合認定であれば、2級と3級でも1級となる可能性も考えられます。

 

この兵庫県神戸市の方の場合、

現在全身性エリテマトーデスで障害基礎年金2級とのことですが、

ネフローゼ症候群について申請することにより、1級に等級が変更される可能性も考えられます。

 

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