2017年01月11日
こんにちは。
昨日は、兵庫県神戸市の難病の方から障害年金についてお電話をいただきました。
この兵庫県神戸市の方は、
生まれつきの難病のために生体肝移植を行い、
身体障害者手帳1級を取得しておられます。
現在は障害者雇用で働いているそうですが、
障害基礎年金を請求したところ不支給になったとのことです。
そのことに強い不満を持っておられました。
自分は生まれつきの障害で、薬を飲み続けなければ死ぬのに障害年金をもらえない、
一方で、厚生年金加入期間中に初診日のある病気なら程度が軽くてももらえる。
自分は、障害者雇用のために給料も少なく、残業も制限されているのに、
おかしいではないか、国は間違っている、とお怒りでした。
年金は「保険制度」であり、
保険料の納付を前提としています。
生まれつきの障害の場合は、
保険料納付要件を問われませんので、福祉的な意味合いを含んだ制度となっています。
この兵庫県神戸市の方は感情が先走っておられて、
なかなか制度についてご理解をいただくのは難しかったですが、
決定に不服がある場合は、不服申立てで争われることをお勧めします。
・・・・・・・お気軽にお問合せください。・・・・・・・
障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。
煩雑な手続きを代行し、権利を行使するお手伝いをしっかりさせていただきます。
兵庫県尼崎市南塚口町1-2-8-210
社会保険労務士 中井事務所
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