2016年03月09日
こんにちは。
2月25日に兵庫県神戸市のリハビリテーション施設さんで障害年金に関する講演をしてきました。
そこで受けた質問です。
「現在、リハビリをして社会復帰を目指していますが、
リハビリをして社会復帰を目指すことと障害年金を受給することは相容れないように思うのですが」
ということでした。
「障害年金=社会復帰できないから受給する」
と捉えると、
確かに上記のような考えになるかも知れません。
しかし、「障害年金=社会復帰できないから受給する」というものではありません。
「障害の状態が障害等級に該当したから受給する」というものです。
また、リハビリを継続し社会復帰をするためにも、
障害年金を受給することで経済的負担を軽減することをお勧めします。
リハビリを継続することで障害の状態が軽くなり、
障害等級に該当しなくなった場合、
障害年金の更新時に支給停止となります。
一度受給をしたらずっと受給し続けるというものではありません。
必要となったときに適切に保険給付を利用しましょう。
そして、こうした事態のために年金「保険料」を納付しているのです。
障害年金に対する誤解も根強く残っているということも、
今回の講演で感じることができました。
やはり制度に対する正しい知識が正しい理解に繋がります。
もっともっと情報の提供が必要だと強く感じました。