知的障害(西宮市):20歳を過ぎて障害年金について初めて知った事例

2024年01月25日

こんにちは。

先日、兵庫県西宮市の知的障害の方から、障害基礎年金2級の年金証書が届いたとのご連絡をいただきました。

知的障害:20歳を過ぎて障害年金について初めて知った事例

ご相談までの経緯

この方はすでに20歳を過ぎていましたが、障害年金のことを知らず申請をしていませんでした。

福祉施設の方から障害年金のことや弊所のことを聞き、ご相談くださいました。

知的障害で障害年金の審査を受けることができる時点

知的障害の方の場合、以下の2時点しか審査を受けることができません。

  • 20歳の時点
  • 現在

この方の場合、20歳の時点では受診をしていなかったため、20歳の時点の診断書を取得することができず、結果として20歳の時点では審査を受けることができませんでした。

そのため、現在の状態の審査を受け、今後の分の障害年金を請求することとしました。

請求サポートさせていただき、無事支給となりました。

日常生活の状況について詳しく聞き取りをすると、家庭内で両親のもとにいるため問題なく過ごせていますが、単身では到底生活が成り立つ状態ではありませんでした。

こうした事情を請求書類に落とし込み、障害年金請求を行いました。

結果、無事に障害基礎年金2級が認定され、大変安堵しておられました。

 

制度を知らなかったから請求をしていなかった。

無事に障害基礎年金を受給できたものの「もっと早い段階で知っていれば、障害年金も早くに申請ができたかもしれないのに」と仰っていました。

知的障害や発達障害などがあり大変な思いをされている方は、早い段階で医療や福祉と関わることは大切なことですね。

★お気軽にお問合せください。

障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。

煩雑な手続きを代行し、権利を行使するお手伝いをしっかりさせていただきます。

こちらでは1分で障害年金をもらえるか、カンタン査定をいたします。

 

兵庫県尼崎市南塚口町1-2-8-210

社会保険労務士 中井事務所

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