知的障害:大人になってから申請し、障害基礎2級(永久認定)の事例

2024年05月21日

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こんにちは。

先日、兵庫県神戸市の方から障害基礎年金2級の年金証書が届いたとのご連絡をいただきました。

この方は、「大人になるまで知的障害とわからず、幼少期も普通学級で過ごしていたため、今から障害基礎年金を受給することは難しいのではないか」と強い不安を感じておられましたので、認定を得られて、さらに永久認定となり、大変喜んでおられました。

以下に紹介しますのでご参考ください。

知的障害:大人になってから申請し、障害基礎2級(永久認定)の事例

この方は、幼少期から成績が悪く、人とのコミュニケーションがうまくできませんでしたが、障害があるとは気づかず、普通学級で過ごしていました。

しかし大人になり、仕事ができず、同僚から「障害があるのではないか」と指摘され、初めて精神科を受診したところ、知的障害と診断されました。

その後、仕事は退職し無職となっていることから、障害基礎年金の請求をご検討されました。

普通学級に通っていた場合でも、知的障害で申請は可能です。

知的障害の方の場合、発育・養育歴、教育歴などについても考慮されます。

また、特別支援教育、またはそれに相当する支援の教育歴がある場合は、2級の可能性を検討されます。

しかし、これは「特別支援学級に通っていなければ障害年金はもらえない」という意味ではありません。

特別支援学級に通ったことがなくても障害年金の認定を得られている事例はあります。

また、大人になってから知的障害が判明し、障害年金を受給している方もたくさんいらっしゃいます。

「大人になってから申請しても、遅すぎて障害年金はもらえないんじゃないか?」とご不安な方は、ご相談ください。

障害年金請求のサポートをスタート

この方は、長年無職の状態が続き、食事の準備や部屋の清掃などの日常生活については、ほとんどを家族に頼っている状態でした。

家族だけでなく地域の支援センターからもサポートを受け、なんとか生活をしている状態した。

この状態は以下の障害年金2級に該当する可能性が十分に考えられると判断しました。

知的障害の障害年金2級の状態

食事や身のまわりのことなどの基本的な行為を行うのに援助が必要であって、かつ、会話による意思の疎通が簡単なものに限られるため、日常生活にあたって援助が必要なもの

※知的障害の認定にあたっては、知能指数のみに着眼することなく、日常生活のさまざまな場面における援助の必要度を勘案して総合的に判断されます。

請求サポートさせていただき、永久認定となりました。

この方の場合、過去の就職先では、何度指示を受けても理解できない、会話の内容も理解できない状態でした。

また、日常生活では、計画的な金銭の使用ができない、バスや電車の乗り方がわからない等があり、単身で生活することは困難な状況でした。

そこでこれらの具体的な状況を請求書類にしっかりと落とし込み、さらに、日常生活ではどのような状態で生活をされているかが審査機関に伝わるよう作成しました。

結果、障害基礎年金2級(年額約79万円)の永久認定を得ることができました。

最初にお会いした時は、「大人になってから知的障害で申請をするのは、遅すぎて障害基礎年金2級の認定は無理なんじゃないか」と不安を感じておられましたが、無事に認定を得ることができて大変安堵しておられました。

永久認定とは

障害年金は、原則として1〜5年の有期認定ですので、一定期間ごとに診断書の提出が必要となりますが、永久認定となった場合は、今後の診断書提出が不要となります。

精神疾患においては、多くの場合有期認定で、知的障害の方も多くの場合、有期認定となりますが、永久認定となるケースもあります。

どのような状態であれば永久認定になるかについては明確に決まっていません。個々の事例ごとに決定されます。

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障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。

煩雑な手続きを代行し、権利を行使するお手伝いをしっかりさせていただきます。

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