2024年02月08日
こんにちは。
先日、兵庫県神戸市の知的障害の方から、障害基礎年金2級の年金証書が届いたとのご連絡をいただきました。
以下に紹介いたしますのでご参考ください。
知的障害:障害基礎年金2級に永久認定された事例
ご相談までの経緯
この方は、大人になるまで病院を受診したことがなく、職を転々としている際に、周囲から障害があるのではないかと指摘され、初めて医療機関を受診しました。
知的障害と診断されたことから、地域の福祉施設とつながり、障害年金のことを知り、弊所にサポートを依頼されました。
大人になってからでも知的障害で障害年金は請求できるか
大人になってから知的障害と判明した場合でも、障害年金の請求をすることは可能です。
知的障害の方の場合は、20歳になれば請求ができるようになりますが、20歳の時点で請求をしていなくても、65歳までであればいつでも請求は可能です。
ただし、障害年金の請求には診断書が必要ですので、知的障害を診ていただける医療機関の受診、特に大人になってから知的障害を診ていただける医療機関の受診が必要です。
請求サポートさせていただき、無事支給となりました。
詳しく聞き取りをすると、十分に認定を得られる状態であると判断しました。
しかし、その状態がきちんと主治医に伝わっているか不明でしたので、支援者にも協力していただき、主治医に正しく伝わるよう、サポートいたしました。
その結果、実際の状態を反映した診断書を作成していただくことができ、障害基礎年金2級の永久認定を得ることができました。
永久認定について
障害年金は原則として1〜5年ごとに再度審査を受ける有期認定となり、知的障害についても多くの場合が有期認定です。
切断による障害等、今後障害の状態が変化する見込みがないものについては、永久認定がなされる場合がありますが、精神疾患や内部疾患など、服薬などによって状態が変わる可能性が考えられるものについては、原則として永久認定はなされません。
どのような状態であれば永久認定になるかについては明確に決まっておらず、個々の事例ごとに決定されます。
★お気軽にお問合せください。
障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。
煩雑な手続きを代行し、権利を行使するお手伝いをしっかりさせていただきます。
こちらでは1分で障害年金をもらえるか、カンタン査定をいたします。
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社会保険労務士 中井事務所
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