2018年09月28日
こんにちは。
先日からHACCP(ハサップ)のモニタリングについて詳しく書いています。
以前、モニタリング実施のポイントの5点を書きました。
今回は、モニタリング実施のポイント3つ目「モニタリングは、適切な頻度で行うこと」について書きます。
モニタリングは、適切な頻度で行うこと
モニタリングは正確な管理データを得るために、適切な頻度で実施することが重要です。
例えば、連続式の過熱ラインでは、
- 製造機器に自動的に温度や時間を計測するセンサーを設置し、
- 連続的にチェック・記録を行うこと
が可能です。
しかし、バッチ式過熱ラインにおいてはそうしたことができません。
例えば、バッチ式の蒸煮ボックスでの加熱では、
- 蒸煮ボックスの位置による温度のばらつきや温度コントローラーの制御能力による温度のばらつきを調査し、
- その大きさによってモニタリングの頻度を決定します。
つまり、ばらつきが大きければ頻度を多くし、ばらつきが小さければ頻度を少なくすることになります。