HACCP(ハサップ)の管理基準の設定方法について「事例1」

2018年09月16日

こんにちは。

 

前回まで、「管理基準(CL)となるためのふたつの要件」について書きました。

 

今回からは、管理基準の設定方法について書いていきます。

 

管理基準を設定するとき、どうしたらいいのか悩むことが多くあります。

悩みの原因は、実際の製造現場では製造過程のパターンがいろいろあり、

パターンごとにそれぞれの特性がありますので、教科書通りには簡単にいかないということです。

 

今回から重要管理点(CCP)になる可能性の高い管理ポイントについて、

その管理基準の設定方法の事例を検討していきます。

 

事例1 保管中に微生物が増殖するケース

春巻きやクリームコロッケの中種は、加熱窯で調理加工された後、冷却され、低温保管されます。

この低温保管は、有害微生物の増殖を制御するための重要管理点(CCP)となりますが、

その管理基準は、保管温度と時間(期間)で設定されます。

 

次回は、この事例について更に詳しく記載します。

 

HACCP(ハサップ)の導入についてはこちら

お問い合わせはこちら