2018年09月12日
こんにちは。
前回まで、HACCP(ハサップ)の「管理基準(CL)とは」について書きました。
今回から管理基準(CL)となるための要件について書きます。
最初にハザード分析(危害要因の分析)を行い、それに基づき重要管理点(CCP)の決定をしました。
重要管理点(CCP)の決定により、「何を管理すべきか」という管理事項を決定しました。
管理事項が決定されたら、その管理基準を設定する必要があります。
重要管理点(CCP)を適切に管理するためには、その基準を設定するにあたり、十分な検討が必要です。
一般的に管理基準となるための要件として、次の2つの要件が挙げられます。
管理基準(CL)となるための要件
- 危害が防止されるための管理基準として適切であることが、科学的な根拠に裏付けされていること
- モニタリングが連続して、または管理するのに十分な頻度で実施できる指標であること
次回からこの要件について詳しく書きます。