アルコール依存症での障害年金の申請について

2016年06月19日

こんにちは。

 

昨日、兵庫県神戸市のアルコール性肝障害の方からお電話をいただいたのですが、

アルコールによる障害は本当に改善が難しいんですね。

 

昨日お電話をくださった兵庫県神戸市の方もアルコール依存症になっておられたのですが、

やめたくてもやめられないそうです。

 

アルコール依存症になって治療のために入院してお酒を断って退院するが、

駅を降りると居酒屋の看板、道を歩けばお酒の自販機、コンビニに入ってもお酒が売っているし、

昼食にそば屋に入ってもお酒が売っている、ファミレスでもお酒が売っている、という状態で、

どこに行ってもお酒が目に入り、なかなかやめられないそうです。

 

障害年金は、アルコールによる精神障害についても認定対象としています。

しかしアルコール依存症の精神依存のものは認定の対象としておらず、

身体依存の認められるものだけを認定の対象としています。

となると、障害年金の対象となるアルコール依存症が絞られてしまいます。

アルコールによる障害年金は狭き門となってしまいますが、

それでも認定対象となっています。

障害年金の対象となる方は申請して、しっかり治療したいものです。