2016年07月06日
こんにちは。
今日は、先日認定を得られた兵庫県神戸市の糖尿病の方から年金証書の見方について、
ご相談をいただきました。
ご相談内容というのは、最近届いたねんきん定期便と障害年金の年金証書とで、
記載されている厚生年金の加入期間が違っているということでした。
- ねんきん定期便の加入月数…約400月
- 年金証書の加入月数…約150月
となっているとのことでした。
これ、非常にわかりづらいのですが、間違いではありません。
ねんきん定期便には、現在までの加入期間が記載されます。
現在までの厚生年金加入月数が約400月だということです。
現在までの加入期間が記載されています。
一方、年金証書の厚生年金の加入期間についてですが、
これがややこしいのです。
障害厚生年金の受給額は、
現在までの加入期間ではなく、
障害認定日の属する月の前月までの加入期間しか反映されないのです。
※障害認定日以降に納めた厚生年金は老齢厚生年金には反映されます。
そのため、年金証書に記載される加入期間は、
「障害認定日の属する月の前月」までの加入期間が記載されています。
この兵庫県神戸市の糖尿病の方は、非常に長い病歴でしたので、
これほどに現在と障害認定日時点との加入月数が違っているんです。
この加入月数、案外きちんと見られていない方も多いのではないでしょうか?