強迫性障害の方から、障害年金の申請について問い合わせがありました。

2021年09月02日

こんにちは。

 

先日、兵庫県神戸市の強迫性障害の方から、障害年金の申請について問い合わせがありました。

 

この方は、3〜4年前から治療を継続していますが症状は改善せず、労働や日常生活に支障をきたしているとのことでした。

障害年金の申請をしたいが認定は得られますか、という内容でしたので、スムーズに認定を得ることは難しいことをお伝えしました。

 

強迫性障害などの神経症にあっては、原則として認定の対象となりません。

再審査請求で支給となった裁決もありますが、不服申立て(審査請求、再審査請求の総称をいいます)をすれば必ず結果が覆る、というものではなく、過去のデータからはむしろ覆る可能性の方が低くなっています。

また、不服申立ての結果が出るまで1〜2年ほどの長い期間を要し、長い期間をかけても結果に変わりはなかった、というケースはたくさんあります。

 

強迫性障害などの神経症でスムーズに認定を得ることは困難と言えるでしょう。

 

なお、神経症であっても、その臨床症状から判断して精神病の病態を示しているものについては、統合失調症または気分障害に準じて取り扱うとされ、例外的に認定の対象となります。

 

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障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。

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