障害年金は老齢年金の先取りですか?

2018年05月07日

こんにちは。

 

先日、兵庫県神戸市の肢体の障害の方から、

障害年金と老齢年金の関係について問い合わせがありました。

 

この兵庫県神戸市の肢体の障害の方は、

上肢の障害のため日常生活に支障をきたしているため、

障害年金の申請を検討しているのですが、

老齢年金の先取りではないかと心配されていました。

 

障害年金は老齢年金の先取りではありません。

障害年金を支給されても、そのことから直接、老齢年金の支給額が減額されることはありません。

 

将来、老齢年金と障害年金の両方の受給権が得られた場合は、

原則として、どちらか一方を選択することになります。

 

障害年金は非課税所得となりますが、老齢年金は課税対象となっています。

障害年金は原則として有期認定のため、1〜5年ごとに更新の手続きが必要ですが、

老齢年金にはそのような手続きはありません。

 

どちらか一方を選択する場合は、支給額と併せて上記についても検討し、

有利な方を選択しましょう。

 

・・・・・・・お気軽にお問合せください。・・・・・・・

障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。

煩雑な手続きを代行し、権利を行使するお手伝いをしっかりさせていただきます。

お気軽にお問合せください。


兵庫県尼崎市南塚口町1-2-8-210

社会保険労務士 中井事務所

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