2016年06月16日
こんにちは。
昨日は帰り際に兵庫県神戸市の難病の方からお電話で問い合わせをいただきました。
病名は明かされなかったのですが、去年の冬に難病であると診断されたそうです。
難病と診断されて以降、精神的に参ってしまい、
現在は精神科も受診されているそうです。
そこで、難病とうつ病ではやっぱり難病の方が障害年金は通りやすいのかというご質問でした。
結論から言いますと、
難病の方がうつ病より通りやすいということはありません。
障害年金は病名によって認定されるものではなく、
飽くまでも障害の状態を審査され、障害の状態が障害等級に該当すると判断された場合に、
認定を得ることができます。
難病であってもうつ病であっても、
障害の状態の審査を受けることに変わりはありませんので、
難病なら通りやすいということもありません。
昨日お電話をくださった兵庫県神戸市の方は、
当然難病なら障害年金をもらえるものとお考えのご様子でしたが、
実際に難病であっても障害の状態が障害等級に該当しないとして不支給になる事例はたくさんあります。