2019年07月09日
こんにちは。
先日のニュースで、
1型糖尿病の方々が再び処分取り消しを求める訴えを起こした、という記事がありました。
これは、今年の4月に、1型糖尿病の方々に対して障害基礎年金の支給を国が打ち切ったことは、
行政手続法に違反しているとして支給停止処分が取り消されたのですが、
厚生労働省は判決確定後の翌月に、再び支給停止処分を通知しました。
これに対して、原告の方々は、「症状は受給していた時と変わっておらず、理由の説明不足」
として、改めて障害年金の支給再開を求めている、というものです。
一方、国は「過去の症状との比較ではなく診断書で判断している」と主張しているそうです。
この1型糖尿病の方々が支給停止になったのは、2016年(平成28年)12月で、
この年の6月に、代謝疾患(糖尿病)の障害認定基準が一部改正されました。
糖尿病の認定基準が改正されたことで等級に該当し、認定が得られたという方もおられますが、
改正前の認定基準であれば等級に該当するが、
改正後の認定基準には当てはまらないため認定が得られなかった、という方もおられます。
今まで障害年金が支給されていることで生活が成り立っていた方々にとっては、
この支給停止は死活問題となります。
今回の裁判ではどのような判決になるか、見守りたいと思います。
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