HACCP(ハサップ)で雪印乳業で発生した食中毒事故は防止できたのではないか。

2018年08月21日

こんにちは。

 

前回、ハザード分析がHACCP(ハサップ)システムの運用上、すべての前提であり、

大変重要ですと書きました。

 

以前、雪印乳業で発生した食中毒事故はみなさんの記憶にも残っておられるのではないでしょうか。

 

工場の稼働中に停電となり、その間に滞留していた牛乳の中でブドウ状球菌が増殖し、

1万人を超す患者が出た食中毒事故となりました。

 

もしこのとき、

滞留した牛乳では、どの程度の温度と時間で有害微生物が増殖し、毒素を産生するのか、

ということについてハザード分析がされていれば、

適切な処置が行われ、事故を防止できていたでしょう。

 

また、刻み海苔に付着したノロウイルスを原因菌とする大量食中毒事故も記憶に新しいところだと思います。

 

この食中毒事故も適切なハザード分析による危害の防止が行われていれば、

未然に防ぐことができたでしょう。

 

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