2018年12月11日
こんにちは。
以前、HACCP(ハサップ)による管理の「加工工程の管理のポイント」について書きました。
前回は、「加工工程で混入するおそれのある異物」について書きました。
今回は、加工工程で混入するおそれのある異物の混入防止について書きます。
加工工程で混入するおそれのある異物の混入防止
加工工程で混入するおそれのある異物の混入を防止するために、
製造機器については危機の予防保全としてのTPM(Total Productive Maintenance)活動が有効です。
この活動によって、機械部品の欠落や破損による危険異物の混入を防止することができます。
- TPM活動…製造に使用する機器が常に故障することなく稼働するように、定期的な点検と整備を実施する予防保全のこと。
施設の整備不良による異物混入については、5S活動が有効です。
工場内を常に清潔な状態にしておくことが異物混入防止の基本となります。
- 5S活動…整理・整頓・清掃・清潔・習慣づけ。
原材料などに付着して混入する異物については、
木製パレットや段ボールなど、異物混入の原因となる物を製造現場に持ち込まないことが基本となります。