HACCP(ハサップ)のモニタリングの対象とする管理項目を明確にすること

2018年09月26日

こんにちは。

 

先日からHACCP(ハサップ)のモニタリングについて詳しく書いています。

前回はモニタリング実施のポイントの5点を書きました。

今回は、モニタリング実施のポイント1つ目「モニタリングの対象とする管理項目を明確にすること」について書きます。

 

モニタリングの対象とする管理項目を明確にすること

HACCP(ハサップ)においてモニタリングの対象となる管理項目は、

重要管理点(CCP)です。

また、重要管理点(CCP)以外の

  • オペレーションPRP
  • 前提条件プログラム(PRP)

についてもモニタリングによる管理が必要とされる管理事項については、モニタリングの対象となります。

 

前提条件プログラム(一般衛生管理、PRP)とは、

HACCPシステムを導入する際にあらかじめ整備、実施されていなければならない管理事項であり、

一般的には施設・設備の管理、従業員の衛生管理、従業員の教育、防虫・防鼠、使用水の管理、排水や廃棄物の管理、製品の回収などがあります。

 

オペレーションPRPとは、前提条件プログラム(PRP)の一部であるが、

ハザードを除去もしくは低減するために重要であるため重要管理点(CCP)に準じた管理を要する管理事項である。

オペレーションPRPでは管理基準の設定が求められていないが、通常は設定することが多い。

 

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