2018年10月01日
こんにちは。
先日からHACCP(ハサップ)のモニタリングについて詳しく書いています。
以前、モニタリング実施のポイントの5点を書きました。
今回は、モニタリング実施のポイント4つ目「モニタリングの担当者は、適切なスキルを有すること」について書きます。
モニタリングの担当者は、適切なスキルを有すること
モニタリングは、自動測定する管理項目を除けば、
ほとんどの管理項目が製造現場の担当者によって行われます。
モニタリングが正しく実施されていなければ、
万一、原材料や製造工程で問題が発生していてもそのことを見過ごし、
不良品を製造、出荷してしまう可能性があるので、
モニタリング担当者は、必要なトレーニングがなされ、
正しい方法でモニタリングが実施できるスキルを有することが必要です。
モニタリング担当者には以下のようなスキルが必要です。
モニタリング担当者のスキル
- モニタリングの目的(重要管理点の内容など)について理解していること
- モニタリングの方法についてトレーニングされていること
- モニタリングの結果について適否を判断し、逸脱時に行うべき修正処置を適切に行えること
- 結果や処置の内容について正しく記録できること