2018年09月13日
こんにちは。
前回、「管理基準(CL)となるためのふたつの要件」について書きました。
今回は、そのうちの一つ目、
- 危害が防止されるための管理基準として適切であることが、科学的な根拠に裏付けされていること
について書きます。
管理基準の設定には、科学的もしくは客観的な根拠に基づいて設定される必要があります。
「過去このようにしてきて大丈夫だった」「いつもこうしていて問題になっていない」といった経験則だけではなく、
客観的データをもとに設定する必要があります。
また、設定された管理基準が、製造工程の実情に合致した適切な基準であるとの妥当性の担保も必要となります。