2018年08月19日
こんにちは。
前回はHACCP(ハサップ)の7つの原則の6つ目、
「検証方法の設定」について書きました。
今回は、7つ目「記録の維持管理」について書きます。
原則7 記録の維持管理
モニタリングや修正処置の記録と保管をしておくことが、原則の7つ目です。
モニタリングや修正処置の記録は、
- HACCPシステムが適切に運用されていること
- 製造過程の問題発生に対して、適切な処置がとられたこと
の証明になります。
また、トラブルが発生し、出荷停止や回収を行う場合に、
- 該当するロットの特定
- トラブルの原因調査
が、この記録により可能になります。
記録された文書の保管は、
- 保管責任者
- 保管期間
- 保管場所
を明確にしておく必要があります。
せっかく文書を保管しているのに、どこに何があるかわからない状態にならないようにしましょう。