2019年10月15日
こんにちは。
先日、兵庫県伊丹市の知的障害の方から、
障害基礎年金2級の年金証書が届いたとのご連絡をいただきました。
この方は、以前別の事務所に申請の相談をしたところ、
作業所にきちんと通っているなら認定は難しいと言われました。
しかし申請を諦めることができず、弊所にご相談にお見えになりました。
知的障害の方が作業所に通っていることのみで、障害年金の認定が得られない、
ということはありません。
就労支援施設や小規模作業所などに限らず、一般就労をしている方であっても、
援助や配慮のもとで労働に従事しているため、
労働に従事していることをもって、直ちに日常生活能力が向上したものとはなりません。
その療養状況を考慮するとともに、仕事の種類、内容、就労状況、仕事場で受けている援助の内容、
他の従業員との意思疎通の状況等を十分確認したうえで日常生活能力を判断されます。
この兵庫県伊丹市の方の場合も、作業所にはきちんと通えていますが、
周囲の援助や配慮が必要不可欠であり、一般の労働は困難な状態でした。
日常生活でも支援が必要な状態であることは明確で、
そのことについてしっかり診断書に記載していただくことができました。
今回無事に障害基礎年金2級が認定されることになり、
ご家族も大変安堵されておられました。
★お気軽にお問合せください。
障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。
煩雑な手続きを代行し、権利を行使するお手伝いをしっかりさせていただきます。
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