兵庫県尼崎市のうつ病の方の、障害厚生年金2級が決定しました。：尼崎市の社会保険労務士、行政書士中井事務所のブログ

2023年09月27日

こんにちは。

先日、兵庫県尼崎市のうつ病の方から、障害厚生年金２級の年金証書が届いたとのご連絡をいただきました。

精神障害者保健福祉手帳3級であることを不安に感じておられましたので、無事に障害年金2級の認定を得られて安心しておられました。

以下に紹介しますので、ご参考ください。

この方は、長時間労働のため体調を崩し、以後治療を続けてきましたが改善されないため、障害年金の請求を検討されました。

就労にハードルを感じており、障害年金の受給を強く希望していましたが、「精神障害者保健福祉手帳が3級であることから障害年金2級はもらえないのではないか」と不安になり、弊所にご相談くださいました。

傷病名	うつ病
障害の状態	抑うつ気分、不眠、易疲労感がある。自信喪失。今後の生活に強い不安感を持っている。
就労状況	無職
精神障害者保健福祉手帳の等級	精神障害者保健福祉手帳３級
労働能力及び日常生活能力	就労に対する焦りはあるものの、自信を失っており、著しい制限を受けている。日常生活面でもサポートが必要。
予後	不明
認定が得られた障害年金の等級	障害厚生年金２級
障害年金の受給額	年額約150万円（配偶者の加給年金含む）
本事例のポイント	精神障害者保健福祉手帳が3級であることに強い不安を持っていました。

精神障害者保健福祉手帳と障害年金は、根拠となる法律、認定基準、認定機関が異なる別物であり、両者の等級は、必ずしも一致していません。

障害年金受給者実態調査によると、

もおられます。

このことから、精神障害者保健福祉手帳の等級で障害年金の等級が決まるものではないことがわかります。

「精神障害者保健福祉手帳3級だけど障害年金はもらえるだろうか」とご不安な方がおられましたら、以下からお問い合わせください。

この方は、現在もお仕事ができず、日常生活においても家族のサポートが必要な状態でした。

このことから精神障害者保健福祉手帳が3級であったとしても障害年金2級を得られる可能性は十分に考えられました。

結果、障害厚生年金２級の認定を得ることができました。

審査の途中で転居等があり結果が出るまでに4か月ほどかかりましたが、「生活のことを考えると障害年金2級がほしい」と強く希望しておられましたので、「これで少し先の見通しが立ちます」と安堵しておられました。

マイナンバーで住民登録情報が年金機構と連動している場合は、住所変更等の手続きは不要ですが、何らかの要因で連動されていない場合は、住所変更の手続きが必要になります。

住所が違うと、郵便物が届かない等の不都合が生じるため、きちんとした手続きが必要ですね。

障害年金の申請は、国民年金法・厚生年金法や認定基準等をご存じない方がひとりで対応するには限界があります。

ご自分の生活がかかった大切なことなので、専門家である社労士に知識・経験を求めるのが最善の選択です。

「事務手数料の2万円を支払うのが惜しくて、とりあえず自分でやってみたけど不支給だった。なんとかしてください」というご相談をいただくケースがあります。

当然その時点からできる限りのサポートをさせていただくのですが、事後重症請求の方の場合、1か月請求が遅くなれば、障害基礎年金2級なら毎月約6万5千円ずつ捨てていくことになります。

最初にかかる2万円の事務手数料を惜しんだばかりに、障害年金の受け取りが数か月遅くなっては本末転倒です。

一人でわけも分からず不安いっぱいで戦うのではなく、あなたの代理人となって受給に向けて取り組んでくれる専門家である社労士を味方につけてください。

障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。

煩雑な手続きを代行し、権利を行使するお手伝いをしっかりさせていただきます。

こちらでは1分で障害年金をもらえるか、カンタン査定をいたします。

兵庫県尼崎市南塚口町1-2-8-210

社会保険労務士中井事務所

TEL：06-6429-6666