兵庫県西宮市の発達障害の方の、障害基礎年金2級が決定しました。

2023年04月27日

こんにちは。

先日、兵庫県西宮市の発達障害の方から、障害基礎年金2級の年金証書が届いたとのご連絡をいただきました。

大学に在学されていることで、認定を得られるか不安を持っておられたので、認定を得ることができて大変喜んでおられました。

以下に紹介いたしますのでご参考ください。

病名:広汎性発達障害(大学に通いながら認定を得られた事例)

この方は幼い頃から一人遊びが目立ち、コミュニケーションに難がありました。そのため小学生の頃から通院を継続し、学校からの配慮を受けながら生活してこられました。

現在は大学に在学中で、将来的に一般就労は困難なことが予想されるため、障害年金の請求を検討されました。

しかし、インターネットで情報を集めるうちに「大学に通っていたら障害年金はもらえないのではないか」と不安になり、弊所にご相談くださいました。

傷病名

広汎性発達障害

障害の状態

グループでの会話は不可能。少人数での会話でも双方向のコミュニケーションは成立しない。

就労状況

大学在学中

精神障害者保健福祉手帳の等級

精神障害者保健福祉手帳3級

労働能力及び日常生活能力

日常生活全般に見守り、助言等が必要。

予後

知的能力、コミュニケーション能力の向上は難しい。

認定が得られた障害年金の等級

障害基礎年金2級

障害年金の受給額

年額約78万円

本事例のポイント

大学在学中での請求であることに強い不安を持っておられました。

「発達障害で大学に通っていたら障害年金をもらえない?」

発達障害については、たとえ知能指数が高くても社会行動やコミュニケーション能力の障害により対人関係や意思疎通を円滑に行うことができないために日常生活に著しい制限を受けることに着目して認定が行われます。

知能指数が高くても日常生活能力が低い(特に対人関係や意思疎通を円滑に行うことができない)場合は、そうした点を考慮されます。

「大学に通っていたら障害年金をもらえない」ということはありません。

実際に大学に通いながら障害年金の認定を得られた事例もあります。

請求サポートさせていただき、無事支給となりました。

この方の場合大学に通っていましたが、大学に通うために日常生活面ではご家族が献身的に支援をされていました。

また、大学でも対人関係が結べず、議論もできないため、大学側に配慮をいただいていました。

こうした考慮いただきたい内容をしっかりと請求書類に落とし込み、請求を行いました。

結果、障害基礎年金2級の認定を得ることができ、大変喜んでおられました。

障害年金を受給するために

障害年金の申請は、国民年金法・厚生年金法や認定基準等をご存じない方がひとりで対応するには限界があります。

ご自分の生活がかかった大切なことなので、専門家である社労士に知識・経験を求めるのが最善の選択です。

「事務手数料の2万円を支払うのが惜しくて、とりあえず自分でやってみたけど不支給だった。なんとかしてください」というご相談をいただくケースがあります。

当然その時点からできる限りのサポートをさせていただくのですが、事後重症請求の方の場合、1か月請求が遅くなれば、障害基礎年金2級なら毎月約6万5千円ずつ捨てていくことになります。

最初にかかる2万円の事務手数料を惜しんだばかりに、障害年金の受け取りが数か月遅くなっては本末転倒です。

一人でわけも分からず不安いっぱいで戦うのではなく、あなたの代理人となって受給に向けて取り組んでくれる専門家である社労士を味方につけてください。

★お気軽にお問合せください。★

障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。

煩雑な手続きを代行し、権利を行使するお手伝いをしっかりさせていただきます。

こちらでは1分で障害年金をもらえるか、カンタン査定をいたします。

 

兵庫県尼崎市南塚口町1-2-8-210

社会保険労務士 中井事務所

TEL:06-6429-6666

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