うつ病：就労継続支援B型に通所している状況で障害基礎年金２級の事例：尼崎市の社会保険労務士、行政書士中井事務所のブログ

2024年03月12日

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こんにちは。

先日、兵庫県尼崎市の方から、障害基礎年金2級の年金証書が届いたとのご連絡をいただきました。

この方は、診断書が出来上がるまで半年ほどかかりましたが、無事に認定が得られて大変喜んでおられました。

以下に紹介しますのでご参考ください。

この方は、うつ病のため精神科に通院をしていましたが、状態は一進一退を繰り返していました。

障害年金の請求を検討されましたが、現在、就労継続支援B型に通所しているため、「障害基礎年金の認定を得ることは難しいのではないか」と考え、弊所にご相談にお見えになりました。

精神障害の方が就労している場合、日常生活や療養状況を考慮するとともに、

などを十分確認したうえで日常生活能力を判断されます。

障害者雇用やA型作業所、B型作業所による就労については、相当程度の援助を受けて就労していることが考えられるため、1級または2級の可能性が検討されます。

就労移行支援事業所に通所されている場合も同様です。

実際に就労継続支援A型、B型作業所や障害者雇用で働きながら障害年金を受給している方は、たくさんいらっしゃいます。

「仕事をしているから障害年金はもらえないんじゃないか？」とご不安な方は、ご相談ください。

日常生活の様子と併せて、就労継続支援B型での様子についても詳しく聞き取りを行ったところ、通所は週2日程度で、箱作りなどの簡単な作業に従事されておられました。

また、作業中は支援者が常駐しており、いつでもサポートが受けられる状況でした。

工賃についてもわずかな金額で、とても生活ができる程度ではありませんでした。

この状態は障害年金2級に該当する可能性が十分に考えられると判断しました。

上記状態を請求書類にしっかりと落とし込み、どのような状態で生活をされているかが審査機関に伝わるようにしました。

結果、障害基礎年金2級（年額約79万円）の認定を得ることができました。

最初にお会いした時は、「働いているからもらえないんじゃないか」と不安を感じておられましたが、無事に認定を得ることができて大変安堵しておられました。

障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。

煩雑な手続きを代行し、権利を行使するお手伝いをしっかりさせていただきます。

こちらでは1分で障害年金をもらえるか、カンタン査定をいたします。

兵庫県尼崎市南塚口町1-2-8-210

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