知的障害:一般企業(障害者雇用)で働いているが、障害基礎年金2級の認定事例

2024年04月03日

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こんにちは。

先日、兵庫県尼崎市の方から、障害基礎年金2級の年金証書が届いたとのご連絡をいただきました。

この方は、「障害者雇用で働いているから障害基礎年金2級の認定は難しいのではないか」と不安を感じておられましたので、認定を得られて大変喜んでおられました。

以下に紹介しますのでご参考ください。

知的障害:障害者雇用で働いているが、障害基礎年金2級の認定事例

この方は5年ほど前から障害者雇用で就労しており、最初の頃は周りの理解を得られて順調に働けていましたが、現在は人が変わり、職場の様子が変わってしまい、そのことで不安感が大きくなっていました。

このまま安定して就労を続けられるかわからず、障害基礎年金の請求を検討されました。

しかし、「障害者雇用だが、一般企業で働いているから障害年金2級以上の認定は得られないのではないか」と不安に感じ、弊所にご相談にお見えになりました。

就労しているかどうかで障害年金の認定の可否は決まりません。

障害年金は、「働いていれば不支給」「無職なら2級」というものではありません。

精神障害の方が就労している場合、日常生活や療養状況を考慮するとともに、

  • 仕事の種類
  • 内容
  • 就労状況
  • 仕事場で受けている援助の内容
  • 他の従業員との意思疎通の状況

などを十分確認したうえで日常生活能力を判断されます。

知的障害の方が一般企業で就労している場合

知的障害の方が一般企業で就労している場合でも、仕事の内容が保護的な環境下での専ら単純かつ反復的な業務であれば、2級の可能性が検討されます。

また、他の従業員との意思疎通が困難で、かつ不適切な行動がみられることなどにより、常時の管理・指導が必要な場合も、2級の可能性が検討されます。

実際に障害者雇用で働きながら障害年金を受給している方は、たくさんいらっしゃいます。

「働いているから障害年金はもらえないんじゃないか?」とご不安な方は、ご相談ください。

障害年金請求のサポートをスタート

この方は、食事の準備や部屋の清掃など、ほとんどを家族に頼っており、単身で行うことは困難な状態でした。

家族だけでなく地域の支援センターからもサポートを受け、なんとか就労を継続している状態したので、この状態は以下の障害年金2級に該当する可能性が十分に考えられると判断しました。

知的障害の障害年金2級の状態

食事や身のまわりのことなどの基本的な行為を行うのに援助が必要であって、かつ、会話による意思の疎通が簡単なものに限られるため、日常生活にあたって援助が必要なもの

※知的障害の認定にあたっては、知能指数のみに着眼することなく、日常生活のさまざまな場面における援助の必要度を勘案して総合的に判断されます。

請求サポートさせていただき、無事支給となりました。

この方の場合、職場では他の従業員とコミュニケーションを取ることが難しく、わからないことを自分から聞くことができないため、常に周りの援助や配慮が必要な状態でした。

そこで現在の具体的な就労状況を請求書類にしっかりと落とし込み、さらに、日常生活ではどのような状態で生活をされているかリアルに審査機関に伝わるよう作成しました。

結果、障害基礎年金2級(年額約79万円)の認定を得ることができました。

最初にお会いした時は、「障害者雇用だが、一般企業で働いているから障害基礎年金2級の認定は無理なんじゃないか」と不安を感じておられましたが、無事に認定を得ることができて大変安堵しておられました。

★お気軽にお問合せください。

障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。

煩雑な手続きを代行し、権利を行使するお手伝いをしっかりさせていただきます。

こちらでは1分で障害年金をもらえるか、カンタン査定をいたします。

 

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