2018年11月15日
こんにちは。
前回、HACCP(ハサップ)による管理について、「原材料処理工程での石やガラスを除去する場合の留意点」ついて書きました。
原材料処理での異・夾雑物の除去にあたり、検出機器を設置している場合がありますが、
目視によるチェックを行う場合もあります。
今回は目視によるチェック・除去について書きます。
原材料処理工程での目視による異・夾雑物の除去について
前回まで機器を使用しての異・夾雑物の除去について書いてきましたが、
現状では、
- 設備投資の経費
- 原材料が天然物であること
- 機器の特性の問題
などから、まだまだ目視によるチェック・除去が主体となっています。
目視によるチェックは、
- 野菜やエビなどにおける洗浄後の異・夾雑物のチェック
- 畜肉の骨や獣毛のチェック
などで多く行われますが、
- チェックする者に対する適切な検査手法のトレーニング
- 照明などの検査環境の整備
が大切です。
これらのチェック結果については、
- 原材料処理チェックシートに整理、記録
- 後工程での管理
- 今後の原材料購入
に活用します。