HACCP(ハサップ)による製品の表示のミスへの対応について

2019年01月10日

こんにちは。

 

HACCP(ハサップ)による管理について、「加工工程の管理のポイント」について書いているところですが、

前回は「X線異物検出器の使用上の注意点」について書きました。

今回は「製品の表示のミスへの対応」について書きます。

 

製品の表示のミスへの対応

製品には法律や条例などで定められた適正な表示を行うことが必要ですが、

商品回収されている食品事故の中でも、印刷ミスや賞味期限などの印字間違いなどが多くを占めています。

原因は、

  • 表示事項の決定手順のミス
  • 日付の印字をケアレスで間違える

といったことが考えられます。

期限表示のミスについては、その商品の生物的危害の要因となりますので、

管理の徹底が必要です。

また、特定アレルギー物質の表示が義務化されたことにより、

アレルギー物質の表示漏れが原因で商品回収されるケースもあり、重要な管理事項です。

対応策としては、

  • 表示事項の版下チェック
  • 包装材料の受入れ時チェックの徹底
  • 日付印字の交換時におけるダブルチェック

などの作業手順の改善と遵守が必要となります。

 

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