2018年10月31日
こんにちは。
前回はHACCP(ハサップ)の「原材料業者の管理指導」ついて書きました。
原材料業者の直接的な管理指導のために、まず管理レベルのランク付けをします。
今回は、管理指導の前提となる、管理レベルのランク付けについて書きます。
管理レベルのランク付け
原材料の購入時及び受入れ時の検査結果を履歴としてデータベース化します。
この履歴には、検査の合格率や欠点の内容などを記録しますが、
このデータによって原材料業者をランク付けします。
例えば、
- Aランク…良好
- Bランク…おおむね良好
- Cランク…改善が必要
- Dランク…取引停止
などとします。
このランク付けによって、
管理指導をB及びCランクに対して行うこととすれば、
より効率的な管理を行うことができますし、
原材料業者もランク付けによって自社の管理レベルが明確になり、
ランクアップするためのモチベーションとなります。
また、ランク付けの根拠となる検査データは、必要に応じて原材料業者にフィードバックし、
何が改善を必要とする事項であるかの理解を促します。