HACCP(ハサップ)による包装不良による危害の防止について

2018年12月21日

こんにちは。

 

HACCP(ハサップ)による管理について、「加工工程の管理のポイント」について書いているところですが、

前回は、「包装工程での有害微生物の汚染」について書きました。

今回は「包装不良による危害の防止」について書きます。

 

包装不良による危害の防止

包装工程で起こりやすい問題は、

  • ビローフィルム包装や真空パックのシール不良
  • 破袋

です。

シール不良の隙間や破袋の部分から有害微生物が汚染し、

内容物を腐敗、変敗する生物的危害があげられます。

  • 冷凍食品…冷凍状態で保管されている限り、有害微生物の増殖はありません。
  • チルドや常温保管の食品…腐敗、変敗の直接的原因となり、重要な管理事項となります。

 

これを防止するために管理すべき事項は、包装機のシール温度とシール時間となります。

包装材料によっていろいろな材質の組み合わせによるラミネートフィルムが使われるので、

シール温度の設定もその材質の特性に応じた適切な温度管理が必要となります。

 

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