2019年01月07日
こんにちは。
HACCP(ハサップ)による管理について、「加工工程の管理のポイント」について書いているところですが、
前回は、「包装不良による危害の防止」について書きました。
今回は「異物のチェックと除去」について書きます。
異物のチェックと除去
危害異物の中でも、特に金属異物は重要な管理の対象となります。
一般的には包装ラインに設置された金属検出器でチェックし、排除することが基本となりますが、
金属検出器の特性を理解しないまま使用しているため、
その性能を発揮できないでいる場合があります。
- 金属検出器は、磁性体(鉄など)と非磁性体(ステンレスなど)では検出原理が異なること
- 金属検出器を通過する位置や混入している金属異物の形状や混入の状態により感度が異なること
などに十分注意して使用する必要があります。