HACCP(ハサップ)の加熱殺菌工程の加熱温度・時間のモニタリングについて

2018年11月27日

こんにちは。

 

以前、HACCP(ハサップ)による管理の「加工工程の管理のポイント」について書きました。

前回、加工工程の管理のポイントの「加熱殺菌工程の加熱温度と時間の管理」について書きましたので、

今回は「加熱殺菌工程の加熱温度・時間のモニタリング」について書きます。

 

加熱殺菌工程の加熱温度・時間のモニタリング

加熱温度・時間のモニタリングは、

  • 連続ラインでは自動温度記録計での連続的な測定・記録
  • バッチ的LINEではバッチごとに測定・記録

を行いますが、加熱機器に設置された温度計などは狂いが生じる場合がありますので、

定期的に校正をし、測定値の誤差が生じないようにします。

 

さらに、管理基準の逸脱があった場合を考慮し、

逸脱時に作業担当者に逸脱したことを知らせる警告灯やブザーなどの設置が必要ですが、

特に連続ラインでは逸脱時の該当ロット区分が不明確になりやすい可能性があるので、

製造ラインが自動停止し処置すべきロットが明確に区分できるシステムを採れるとよりよいでしょう。

 

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