HACCP(ハサップ)の原材料業者のランク付けに基づいた現地指導について

2018年11月01日

こんにちは。

 

先日からHACCP(ハサップ)の「原材料業者の管理指導」ついて書いているところですが、

前回は、原材料業者の管理指導の前提となる「管理レベルのランク付け」について書きました。

今回は、ランク付けに基づいた現地指導について書きます。

 

原材料業者の現地指導について

 

原材料業の購入時及び受入れ時の検査結果をもとに、原材料業者をランク付けします。

そして、Bランク(おおむね良好)及びCランク(改善が必要)とされた原材料業者に対しては、

その改善指導が必要となりますが、

  • Bランクについては改善依頼を行い、業者の自主的な改善取組みを求める
  • Cランクについては現地指導を実施する

こととなります。

 

具体的には、現地工場の管理状況をチェックシートでチェックし、問題点を見つけ出します。

チェックに当たっては、過去の検査データにより該当する工場が抱える課題を整理し、

その課題に沿ってチェックするのが効果的です。

チェックの結果、問題点として明確にされた事項について

  • どのように改善を行うのか
  • その方法
  • スケジュール

などについて改善の実施計画書を作成、提出の上、改善に取り組んでもらいましょう。

 

HACCP(ハサップ)の導入についてはこちら

お問い合わせはこちら